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タンポポは今日も咲いている。
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作詞 杉下來朱 |
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線路脇の黄色く咲いたタンポポの姿が
こんなにも美しいと教えてくれたのは貴方でした。
泣いてはいけないと 声を押し殺して
拳握りしめて 睨み付けていたんだ。
“外の世界”を 全否定しようと
どうしても許せない 守れない自分が酷く
この空の どこも汚れていなさそうな青さが私の
存在価値を見下している様で辛かった その時に
貴方がそこにいて どんなに嬉しかったことか
今になっても 胸がはちきれそうだよ!
『泣いてもいいんだよ』と ただその一言が
『ここにいてあげるから』と それがどんなに
私の支えになったか わからないでしょ?
ちゃんと前を向いて けして目をそらさないでいよう
自分の弱さも すべてを 抱きしめて歩いて
同じ時に貴方もそうしているように
遠くに居たって 隣に貴方がいつも居るような気がする
どんなに風が吹こうと どんなに雨が降ろうと
私はこうして 私でいるから
貴方も 貴方のままでいて
タンポポは今日も咲いている。
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