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回
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作詞 しろかね |
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やがて廻りくる運命 僕の上にもホラ
空の上の父の手で くるくる回る木馬
手を伸ばした子どもはまだ 何も知らない もう
廻り始めた玩具は二度と 止まらない触れるまで
歩き出した子供達 大空を見上げること知った
遠い蒼の向こうには 一体何があるのだろう?
いつか辿り着けるかな どこまでも広がる世界
父の知らぬトコロで 小さな旅人は静かに思う
やがて廻りくる運命 僕の上でもホラ
空の上の父の手で 回り続けているよ
地上の無垢な魂が 辿る旅路の果て
天高くで見守る母の 涙は祝福の雨
前を見て走り出した 風となって駆ける道を
大地蹴って一歩ずつ 一人旅立つどこまでも
何も恐れることなく 暗闇の中へ進む子供たち
ようやく触れる木馬 空まで届く悲鳴あげて止まった
そして止められた運命 僕の上には もう
空の上の父の手で 回る木馬はない
両手を広げ背中に翼 手に入れた風が吹く
まだ母も知り得ない 未来 運命 紡いでゆく
止められた回転木馬 逆回転を始める
父の手で勢いよく 廻る運命風を巻き込み
くるくる廻る木馬 生み出す風が向かう先
捕えられた子らの風 揺られて辿る曲線の回
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