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自転車
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作詞 その5 |
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白いワンピースがヒラヒラ
僕の後ろで遊んでて
手をギュッとしてきた君
僕は世界一幸せだった
いつも一緒に行った
日曜日の広い公園
お金がなくて困ったね
それさえも思い出さ
あの頃僕らは
どこに向かってたんだろう
いつまでも離さないって
僕は君を抱きしめたのに
君はどこに行ってしまったの
赤いビーサンがプラプラ
僕の後ろを迷ってて
少し感づいていたけど
少しでも君を繋いでたかった
いつも一緒に行った
公園ももう行けない
わかりすぎて困ったね
それだけが悔いなのさ
あの頃の僕らを
留めることができたのは
他でもない僕だったのに
変な意地を張ってしまって
君はどこかに溶けてしまった
あぁ 自転車の荷台が軽い
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