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空色
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作詞 絵山ナオ |
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高い空に向けて 僕らは手を伸ばし
決して届かぬ遠さに 立ちすくんでいる
風も光さえも 僕を通り過ぎて
少し離れた場所から 呼んでいる
花はキレイ 鳥は飛べる
けれど僕に翼は無い
地に根を張り僕の進む
道をまっすぐに見るんだ
声を 聞いて 僕の声を聞いて
何気ない言葉に 励まされる僕がいる
目を 見て 僕の目を見て
今しか見えない目印を掴め
背丈ばかり伸ばし 爪先立ちしても
バランスなど取れずに 転んでばかり
這いつくばって顔を上げた視線の先に
目印となる夢だけ そこにある
「もう嫌だ」とか 「死にたい」とか
あとどれだけ越えるのだろう
回り道もするのだろう
分かれ道もあるのだろう
背を 押して 君の背を押して
踏み出す一歩が ご立派じゃなくてもいい
今日を 知って 君の今日を知って
今立つ 場所から 見えるモノを追って
振り返って手を振ったの
ずっとここには居られないから
張り上げて叫んだの
「きっと僕らは・・・」
声を 聞いて 僕の声を聞いて
何気ない言葉に 励まされる僕がいた
今 返そう 君に声を返そう
いつまでも 同じ 歌を歌えるように
今しか 見えない 目印を 掴め
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