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エリカ
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作詞 沙羅っこ |
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何も知らない腕で
ただ笑ってて
外へ踏み込んだ
華やかな町見つめて
泣かないと決めたけど
世界は広いよ
欠片を踏み潰して
叫ぶ声を抑えて
未来に少し脅えた
ずっとここで待っていて
風なんか吹かないと信じてた
行方知れずで
血だって乾かないで
傍にいた想い出だけ
持っていた
返したくない
蒼はただ遠かった
遠く誰かに呼ばれた気がした。
止まったような時間で
抱え込んだ膝の
傷が笑った
喪寂しくなった
とても寒く感じた
変らない熱も
引っ込んでしまった
意識が遠のいて
何も掬われなくて
眩暈 悔しかった
ずっとここで待っていて
でも大事なものはあって、こんなにも、
幼い日は温く
今は寒々しく
一本杉の木から
会いたい恋しいと久しぶりに泣いた
そういえばさよならを言ってなかった
ずっとここで待っていて
風なんか吹かないと信じてた
行方知れずで
血だって乾かないで
傍にいた想い出だけ
持っていた
返したくない
蒼はただ遠かった
遠く誰かに呼ばれた気がした。
止まったような時間で
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