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memory of diary
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作詞 岡本宗一 |
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泥まみれの右手 涙が落ちても滲まない
右手に弾かれた涙で できた水たまり 何も映らない
迷子になった記憶 滲むことしかできない景色
ぬかるんでゆく地面は 微かに見えてた夢さえ奪っていった
アスファルトじゃない坂道 登った分だけ滑った
嘘をついた分だけ 剥き出しになっていった土肌
いきなりの嵐 とんがった雨が胸を刺す
空耳にさえ聞こえる雷鳴 浮かぶ黒い雲 自分の居場所は?
濡れてゆく傷口 タメイキだけで消えそうな希望
いつかの素朴な疑問は 「なぜ見えてる終わりに対してあがくの?
気付かずに歩いてた絶望 忘れてしまった帰り道
今ココに居るのは 今ココで走っているのは 自分?
記憶の隅のホコリの下にあった ラクガキだらけの日記
その中にあったのは 小さい自分 笑いあってた自分
そこに落ちたのは 一粒の悲しみ
塞がった視界 そこに見えるのは残像
大事なモンしか存在しない このままでいい ココが居場所だ
泥まみれの右手 嵐の中でも滲まない
この右手で掲げれるモンは? 不器用なんだ 何も誇れないんだ
デタラメじゃない交差点 理由のあるハズの標識
何か抱えてたつもり そんなことに気付くのが遅かった
ホコリの下の日記の中にあった 笑窪のある子供
その中にあったのは 生きていく意味 確かにあった足跡
そこに落ちたのは 一握の笑顔
そして 続いていく白紙
ここにはいったい何が描かれるの?
ここにはいったいどんな笑顔があるの?
ホントは知っていた 全部解ってる 全部気付いてる
記憶の隅のホコリの下にあった ラクガキだらけの日記
泥まみれの両手で これからを描く これからを歩んでゆく
汚くていいから めいいっぱい笑おう
おもいっきり笑ってやろう
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