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三日月 〜君を想うこの気持ち〜
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作詞 依田 光 |
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夕焼けの帰り道を
君がよく聴く曲を聴きながらのんびり歩いている
月がもぅ出ていて
空のグラデーションがとても綺麗な時間だ
『今・・・何してるのかな?』
ふと自分の口から出た言葉が酷く恨めしく思った
言わなきゃよかった
その一言のせいで頭の中は君でいっぱいだ
瞳からは涙がたくさん零れて、止まらなくて・・・
夕日色に染まった涙が
冷たいコンクリートの上に堕ちた
帰って来てくれると信じてるけど
心の中は不安で埋め尽くされていて
どうすることも出来なくて・・・
鳴らない携帯を見て刹那さが込み上げてきて・・・
でも、
君を信じる度にこの心は強くなってると思うから
次に逢う時は、もっと強くなった僕を見て欲しい
ふと、空を見上げたらもぅ月が出ていた
綺麗な三日月だ
その姿がまるで僕の心を映しているように儚くて
どうしてそんなに綺麗なのだろうか?
そんな事を考えながら、ただボーッとしている
三日月が君と重なって見えてしまって
夜の闇が自分の心を映しているようで・・・
夜風が僕の瞳に溜まった涙を連れて行った
久々に聴いた君の声
とっても温かくて
それと同時に何を話して良いか分からなくて
戸惑う僕の声を聞いて君は苦笑いをしていた
やっぱり僕は君の事がこの世の何よりも好きだ
いつまでも僕を照らしてくれる三日月でいてほしい
遠く離れていても
お互いに気持ちはつながっている
場所が違くたって
今僕らが見つめている三日月は
“同じ”だという事を忘れないで・・・
君を信じる度にこの想いは強くなっていく
不安や迷いを全て断ち切る事は出来ないけれど
君を想うこの心に偽りは無いから
三日月の見える丘で僕は君を待っている
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