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ドロウ・ライフ
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作詞 虹色サンダル |
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一人いそいそと絵を描く奴がいる
画材が乗った机の横にイーゼルを立てて
いつも飽きもせず絵を描く奴がいる
白いキャンバスに透明な色をのせて
くたびれたシャツの袖からはみ出した手は
なんとも美しい絵を描く
だけど 僕にはそれが濁って見えた 悲しいんだ
浮かんできたことすべてを 惜しげもなく描いてく
浮かんできたことすべてが 自分を腐らせるとも知らずに
それは紛れもなく─・・・
一人いそいそと絵を描く奴は今
前より一段とやせ細る 枯れ木のように
くたびれたシャツから覗かせる顔は
なんとも悲しい目をして
だから 僕は助けたかった 救いたいんだ
浮かんできたことすべてを 惜しげもなく描いてく
浮かんできたことすべてが 自分を腐らせるとも知らずに
それは紛れもなく─・・・
今までのことすべてを 惜しげもなく描いてく
今までのことすべてが 自分を生かす糧になるから
嬉しいこと悲しいことすべてを 誇れることだと思えてきた
嬉しいこと悲しいことすべてが 自分を生かす糧になるから
それは紛れもなく─・・・
それは紛れもなく
僕だった
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