|
|
|
麦藁帽子
|
作詞 porunoageha |
|
部屋の隅に飾った
君が被った麦わら帽子
白いワンピースが綺麗で
夏の匂いが微かに香ってた
二人まだ名前を
ぎこちなく呼んでいた
余白埋めるかのように
君を連れて行った
お気に入りのベンチや
シャれたカフェテラス
隠れたバー
ある日夏がもうそこに来ている
海に出かけたね
覚えてるかい?
君が右手で押さえた
つばの大きな麦わら帽子
風はいたずらだったよね
僕の所にとばしてくれたんだ
長い旅路の途中
きっと必然だったのかな
悟られぬように指から
手を握ってみた
夜の街商店街
君の名を呼んだのが
始まりだったね
海に夕日が顔を覗かせた時
君を抱いたね
なんにも言わずに
君の顔と一緒に
紅く染まった麦わら帽子
僕も両手で押さえてた
風なんじゃ飛ばされないように
抱きしめていた
愛していた
Ah
|
|
|