|
|
|
片翼の天使
|
作詞 黒夜 |
|
翼を広げて
飛び回る僕ら
楽しそうに見えているのですか?
何の枷もなく
自由に見えても
空は時に酷く無情だから
何度 羽ばたいても
いつも空は遠くて
終わりなんてないから
ちっぽけな僕には
広すぎるの
冷たい雨が
降り注いで
深く残った
傷跡に染みてくる
ああ 一体 何処まで
飛んで行けば
ほんとの自由に
逢えるのでしょう?
どれだけ辛くても
飛び続ける痛み
感じたことなど一度もないでしょう?
休める場所など
何処にもなくて
翼が痛いって泣いているの
翼さえあれば
何処へでも行けるなんて
そんなの夢のお話
対の羽根があっても
無理だと知った
陽(ひ)の光が
照りつける場所
眩しすぎるから
そっと木陰に隠れて
ああ 羨ましいなら
羽根をあげる
そこで知るでしょう
空の重さを
|
|
|