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白い溜息
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作詞 Vortex |
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透き通る 白い息 咲いた桜に
思い出を 吹き掛けて まだ生きている
擦れ違う 瞬間の 蒼い面影
此の儘じゃ 目の前の 壁に当りそう
救えない この僕の手 その気も無くて
届かない 体の淵へ 伸ばしてみても
白い溜息一つ 時を越えている
砂の様に姿を 鏤められても
まだ”ココニノコル”と誓って
擦り抜ける 白い羽 咲いた笑顔に
思い出が 巡り行き まだ映っている
祓えない この塊 その気は無くて
戻らない 体の傍で もがいてみても
白い溜息一つ 時を超えている
沙の溶に姿を 変えられていても
まだ”ココニノコル”と囁いて
白い溜息一つ 時を揺さ振って
砂の様に姿を 鏤められても
換わり行く時代魅て 時をイキている
どんな過去も忘れて 明日を手に入れる
もう 此処には居ないようにと…
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