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春風
作詞 ひゃな
散りゆく桜が彼女の幻想を見せる
すり抜けた風でハッと我にかえる

どこにでもある悲しい失恋ドラマ
泣くのは処女だけだと決め付けてた

君が離れていった理由が分かった気がする
溜め息と一緒に僕も吹き飛ばしてくれ

春風よ お前は罪を暴\きにきたのか
もし許される事実があるとするなら
この身はアンタにあけ渡すとするよ
どうせこのままじゃ何も始まらない

芽吹いた草木が空気に色をつける
独りよがりな恋は終わりをとげる

結果に懺悔したって現状は変わることない
なのに焦燥する僕はいわゆる滑稽かな

春風よ どうか捨て去らないでくれ
無様で女々しい姿は百も承知してる
ほんの僅かな隙間をするりと抜けた
擦違った残り香だけが深く沁みこむ

小さな寒さがツンと突き刺さる
音のない風景が流れはじめた
焦る方法さえ見失ってしまいそう

春風よ 何をそんなに急いているのか
自虐するヤツに興味無しというのなら
僕はこの場に立ち続けることにするよ
次なる季節の訪れを空高くに祈りながら

散りゆく桜は何を映しているのだろう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 春風
公開日 2006/04/03
ジャンル ロック
カテゴリ 失恋
コメント この歌詞で何かを感じ取っていただければ嬉しいかぎりです。
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