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赤いリボンをつけた 小さな猫
作詞  憂理
___鈴の音を 響かせて

人が 居ない部屋に 向かって 
『ただいま』って 呟くと 
君が首についた鈴を響かせながら 駆けてきて 僕に擦り寄ってくれる 大切さを

とっても 嬉しかった
みんなに 見捨てられた僕だけど 君は僕のために居てくれて
僕が 居なくちゃ生きていけなくて
こんな 僕でも 必要なんだって 思えた

僕は 自分のためだけに 君と暮らしてたのかな?

夜を思い出させるような 真っ黒な 毛並み
首につけた 赤いリボン
動くと 一緒に音を響かせる 鈴
とっても 活発でよく動く 小さな小さな 可愛い体
全部 君という猫に 必要だった
どれか 一つが欠けたら 駄目だった

でも 毎日毎日 僕の所に 来てくれて 満足だった
ずっと 続いていけると 思った
___勘違いしてた

やっぱり 僕とは 違って
もう 駄目なんだね
寿命・・なんだね

僕は 今日も誰も居ない部屋に向かって 
呟き続ける
君が 居なくても 僕が居なくなっても
きっと 誰かが続けていくのだろう

ドアを開けて 呟くと 赤いリボンをつけた小さな猫が 駆け寄ってくる気がする

___あの頃のように

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歌詞タイトル 赤いリボンをつけた 小さな猫
公開日 2006/03/26
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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