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唐突な 終わり。
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作詞 憂理 |
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いきなり 前触れもなく 始まった
『ねえ
私の事 好き?』
『は?
いきなり 何言ってんだよ お前
どうかしたのか?』
『質問してるのは 私
もう一回 聞くけど 私の事好き?』
『まぁ・・好きだ』
『それは 恋愛感情として?
それとも 幼馴染として?』
『だから どうしたんだよ
そんな事 今まで一回も 言わなかっただろ』
『ねえ 答えて
私は 今あなたに 質問してるの
それに 初めて じゃないものなんてない
どれも 初めてがあって 初めてじゃなくなっていくんだから
ねえ 早く
どっちなの?』
『・・俺は お前のこと 好きだけど
そういう風には 見れない
この 付かず離れずの 関係が好きなんだ』
『ふ〜ん』
・・・・・。
『じゃぁ 私 此処に居なくても良いね』
そして 始まりと 同じ様に 唐突に終わった
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