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願い
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作詞 文文 |
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一書いて 一書いて
涙で字を書いてんだ
この道の 先はもう
行き止まりだったって
その壁に この指で
五本の線を書き足して
間違って いない事
願うしかないから
時間の海で漂流したって
守りたいと願った
揺れてた恋も愛も全部
未来には届かない
君がいて パステルで
絵本を描いたような日々
「おしまい」は やってきた
自分で決めた旅だった
いつまでも いつまでも
待っていて欲しかった
再会を それだけを
思って船を出したんだ
涙の染みでできた地図
旅した果てに会いたいんだ
行き止るたびに思う
これもまた正しい道と
捨てた物の数だけ増える
大陸に上がって
ぼくは迷っているんだ
また行き止ってるんだよ
君さえおいて掴もうとした
夢は間違いじゃないさ
追いかけ生きた旅の最後
笑顔をぼくにくれないか
ぼくの旅を愚かだと
誰かが貶すかもしれない
それでもきっと君なら
笑顔をぼくにくれるだろう
一書いて 一書いて
「正しい」って書いてんだ
この道の 先はもう
行き止まりだったって
その壁に 「正しい」と
五本の線を書き足して
本当に 正しいと
願うしかないから
まだ旅は終わらないから
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