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私は加害者?
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作詞 あーこ |
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友情は永遠だと、どっかの歌手が頻繁に歌う
けれど 友情の亀裂は1cmでも入るとあっという間にひびになる
まるで池に張られた氷のように、それはそれは一瞬に。
見た目はとっても厚くて力強そうなのに 所詮それは見せ掛けでしかない
変な存在、私の友達。
絶対トイレに行くんだ 大して会話も交わさないのに誘われる
絶対プリクラ撮るんだ 2,2倍くらい可愛く見えて画面には「うちらの絆は不滅なり☆」
絶対メールのやりとりをするんだ 絵文字いっぱいにお互いを褒めまくる
絶対誰かの噂\話をするんだ とても楽しそうに、強制的に賛同させられる空気の中で
絶対休日も遊ぶんだ 金の貸し借りをしつつファミレスで駄弁り カラオケで歌う
絶対……嫌われるときが来るんだ まるで法則のように
私の友達は貴女のはずなのに、突然大勢で文句と罵声を浴びさせられるんだよ
「キモい」「うちの彼氏にさー」「もう話しかけてくんな」
友達なんて割れやすく、でも新しく繋がりやすい氷でしかない。
私は忘れない、でも貴女は簡単に忘れるでしょ
今日のことも、今までの楽しさも。
帰り道の左側がやけにすいていて 少しだけ寂しくて寒さを感じた
ああそうか、貴女は氷じゃなくてホッカイロだったのかもしれないね
”消耗品” 貴女をそう呼べるなら私はもっと強くなれるのにな
裏切り、後悔、大切、傷跡、事実、私は加害者?
感情の嵐と共に吹き荒れるのは
「私達友達だよね?」 と言いたかった、このセリフだけだった。
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