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月丘
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作詞 kousei |
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雨が降る街
僕は独りで
月のない丘で佇んでる
雨に濡れても構\わない
傘もささずに遠い街を見てる
月を隠すなら
僕の弱いこの心も隠してくれ
月の居場所は
もうどこにもなくて
明日を待っている
雨音の楽譜で世界が奏でる
終わらない交響曲
僕の声をかき消していく
雲がない街
雨は止んでいた
風は星空を導いてく
こんなに月が近いなら
手を伸ばしたらきっと届くはず
月に手をかざし
鈍い光をこの手で握りしめて
月は流れる
ただ丘を見つめて
夜が過ぎていく
沈黙の音楽が静かに響いた
風彩る夜想曲
僕の体少しだけ飛んだ
朝が来る街
夜は消えていく
昨日と明日の境界線
そろそろ丘を降りよう
霞んだ空の月は遙か遠く
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