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spring song
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作詞 文文 |
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桜の丘のある駅を君は
振り返らずに行くんだ
君の荷物を増やすといけない
あの言葉は飲み込む
代わりにビスケットの袋開け
半分にして渡す
それは大人びた世界 風になびく髪
春は君だけ大人に 変えてしまいそう
私は少し焦って 何故か笑うんだ
大人になりきれない 自分隠す為
いつまでも変わらずに桜木の
下で待っているから
私はきっと春にこの場所で
会えると信じているの
私は春にこの場所に来るの
約束など無くても
それは音の無い世界 花びらの輪舞曲
春は君を私から 奪ってしまいそう
約束もしていない 再会は夢で
そんな儚い夢も 美しすぎるから
いつまでも変わらずにあの癖を
まだしているのでしょう
あの味を君は覚えているの?
好きだったビスケット
半分に割ったビスケットは
元には戻らないの?
いつまで待てるだろうか 風で散る桜
春はもう三度目の 諦めを告げた
私は鼻をかんで 何故か笑えるよ
大人になったんだね 私と君はもう・・・
桜の丘のある駅で君を
振り返らずに生きるよ
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