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ぼくのナイフ
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作詞 文文 |
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外は雨なんだ
ひどい雨なんだ
ぼくは俯いて
空を見上げない
「ぼくは君を傷つけるために
そばにいるわけじゃない」
もしかしたら 君を一番傷つける
ナイフを持っているのは ぼくなのか
君のそばで ナイフを持った手を振り
歩いてるって 気付いてしまったら
なんだか 急に怖くなる
雨は止み始め
君は空を見る
雲間に何かを
探しているのか
「ぼくは君を傷つけることが
ホントに怖いんだよ」
壊れそうな 君がぼくを許すけど
ナイフの傷は癒えては いないだろ
「ごめん」という 言葉にまで辿り着く
旅の途中で 気付いてしまったよ
なんだか 急に弱くなる
ぼくのナイフ 君の心に刺さったら
その時そっと 教えてくれないか
分かってるんだ 君の心傷つける
凶器はナイフ よりもっと鋭い
考えなしの ぼくのセリフ
傷つけたのは ぼくのセリフ
外は雨上がり
晴れ始めた空
二人で雲間に
光を探してる
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