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クスノキ
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作詞 コチュジャンバスターズ |
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僕に背を向けて歩み出した丘の上で
風になびいてた木もいつしか立派な木
何処へ行くのかも言わず歩み出した君も
真っ赤に空を染めるこの夕日を見てるかな?
群れをなして飛ぶ鳥よりも孤独に飛ぶ鳥に目がゆく
あの日遠ざかった背中を見つめたように
空を走る雲に頼むよ孤独を知らぬ鳥より速く
僕のコトバを届けてくれないか?
『僕はまだ此所で君を待っているこれから先もずっと待っている』と
飛び去った鳥が迷わぬ様に空へと向かうくすの木
君が歩み出してから僕は随分大きくなった
背も伸びた声も変わった失う者も出来た
『僕はもう一人で歩けるよ誰かの力なんてもういらない』
なんて言ったら少し自分に嘘をつくかな
何も変わっちゃ無い何も変われない僕は僕のまま
僕の時間は他でもないあなただから
目に映る景色が変わろうがちゃんと君を待ち続けるよ
空に届けと夢見るくすのきは
空を夢見る木だって冬になれば葉を枯らす
それでも春になればまた元気に葉を実らせてくれる
簡単にいかないもんが普通さつまづいて嫌になることもあるさ
見失わないで自分の夢をあせらないでどこにも行かないから
少し休んで行かないか?丘の上の止まり木に
あの日以来泣き虫の僕は涙は見せていない
いつか小鳥が巣に戻って来るまで
君がどんな人間になろうと僕はそれを受け入れる
それが君自身、それはまさしく君だから
毎日毎日丘の上から君の笑顔を見つけるために
自分を少し背伸びして立っているくすのきのために
早く笑った顔見せてくれよ
迷子の小鳥よ
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