|
|
|
月夜の闇
|
作詞 SAK |
|
何もない暗い場所
何処なのかも分からないよ
ただひとつ月が光るだけ
昼間の太陽とは違い
影ばかり 明るい場所は見つからない
嗚呼 動けないんだ
身を切られ 紅い血が流れても
体の痛みなど 気にはならないよ
ただ 誰かに愛されたいんだ
冬の風に吹かれ
裸になった木をながめていた
つぼみもなく枝は折れかけて
春の桜とは違い
気に留めず ただ前を通り過ぎる人々
嗚呼 暗闇に呑まれた
すぐそこの 明日さえも見えなくて
前も後ろも 右も左も分からないよ
ねぇ 誰か僕を呼んでください
月明かりに浮かぶ闇
独りきりの暗い場所
何処なのかも分からない
僕は誰なんだろう?
ねぇ 誰か教えてよ...
嗚呼 知りたいんだ
手を伸ばして 得られるものを
小さい背中を 誰かさすってください
嗚呼 誰かに愛されたいよ...
嗚呼...
|
|
|