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侵蝕
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作詞 川柳 えむ |
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「イラナイ」と言った貴方の言葉が
重く私に圧し掛かる。
思わず飛び出た貴方の言葉は
本心じゃないのかもしれない。
けれど、確実に私の心を侵蝕していって
…もう 届かない気がした。
それでも
大丈夫。笑えるよ。
意外と、笑っていられる。
貴方の前でも 皆の前でも
泣くのは、独りの時だけでいいから…
鋭く輝く言葉の銃が
強く私に放たれる。
思わず飛び出したその足で走る。
本心…なのかもしれない。
そこへ、弱っている私の心に介入してきて
…誰でも良くはないのに。
それでも
もういいや。笑うよ。
意外と、笑っていられる。
貴方の前でも 誰かの前でも
泣くのは、独りだけの時でいいから…
本心は、見せない。
貴方にも他の誰にも
通じない 私の心には
届かない 私の心も
大丈夫。笑えるよ。
意外と、笑っていられる。
貴方の前でも 誰の前でも
泣くのは、独りの時だけでいいから…
泣く事すら……
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