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今宵、雪樹の並木道の上で。
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作詞 2s |
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雪が降った。
この地に来てから、2度目の世界。
キミに出会ってから、はじめての世界。
雪が降った。
いつもの並木道は、おとぎ話の入り口のような、白銀の世界。
枯れ木に積もった雪は、蛍光灯に照らされて、「キレイだね」
そんな言葉がもれた。
雪が降った。
いつもの並木道を、キミと2人であるいてく。
顔の冷たさとは逆に、つないだ右手は暖かい。
雪が降った。
雪が積もった木々は、あたかももとから白かったようで。
名前をつけるならば、「雪樹」
「WHITE TREE」って読むんだ。
いいセンスだろ?
キミが小さく微笑んだ。
今宵、雪樹の並木道の上で。
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