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宝島
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作詞 ザボン |
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丸太のボート転がして
辿り着いたよ無人島
千年前から誰にも
触られなかった島
嵐の海を乗り越えて
泳ぎ着いたよ宝島
僕と君ふたり以外
誰も住んでない島
取り出したコンパス
雲の向こうに投げた
迷う理由はないから
道は分かっているのさ
ほら ヤシの木の後ろから
のぞいた海の端っこ
僕らが生まれた場所だよ
雨粒に撫でられて
育った森の洞窟
世界が始まる場所だよ
きらきらナイフ光らせて
探検するよ無人島
千年前から誰にも
見つからなかった花
丸太のボート泳がせて
沖へ出ようよ宝島
背びれには虹のビジョン
すり抜けた君の指
錆びかけの現実
波の彼方に消えた
嘆く暇はないよね
時は進んでいるのさ
ほら トゥーカンの止まり木に
実った赤い果実は
僕らが掴んだ夢だよ
雨音に迫られて
泣き出しそうになっても
優しさは忘れないでよ
宝の在処は地図にはのってない
ああ そうだよ
君と過ごす時間が
何より大事なんだ
ほら ヤシの木の後ろから
のぞいた海の端っこ
夕日が沈んで消えるよ
雨音におそわれて
息も出来なくなったら
僕らの果実がそこにあるよ
ふたりで掴んだ夢だよ
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