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からくり
作詞 澄湖
一歩踏み出すこの足は
しっかりと土を踏んでいる
けれど両手はどうだろう
虚しく風に晒される

ずっと貴方を見ていました
少しでも近づきたくて
勉強もいっぱい頑張りました
周りはすごいと褒め称えるけど
私は貴方だけ見ていました

また一歩踏み出そうとすれば
その足は空を踏んでいた
やばいと思うももう遅い
風に切られて落ちていく

ようやく貴方は気づきました
憧れていたその瞳には
ちゃんと私が映っています
この日をどんなに待ち望んでいたか
そっと手を伸ばします

私の手をすり抜ける貴方
其処でやっと気づいた私
貴方の瞳は私なんか映していない
さらにさらにその後ろ
目の前が暗くなっていく

いつか叶うと信じた恋
無意味だった数々の努力
残ったのはたった一つの壊れた螺子
周りに散らばるのは粉々の硝子

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル からくり
公開日 2006/01/04
ジャンル その他
カテゴリ 失恋
コメント 糸が切れた絡繰り人形。
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