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僕の手と言葉と心
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作詞 SAK |
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今日も冷たい風が吹いている
手をあわせて息を吹きかけている
君とはぐれないよう人込みを行く
ひとときも離れたくないけれど
僕らの間を他人は歩いていく
手を握る勇気も僕と同じく 小さくなっているんだ
さよならを言う時間が来て
小さくふった手をポケットにいれる
君はひとりでたくさんの人と電車をおりる
幸せな時間は あっという間に過ぎるのに
また逢える日を待つことは どうして とても長いのだろう
好きという言葉が喉もとから出そうになってはまた飲み込まれる
しっかり言ってあげたいのに 僕は何故だかうまく出来ない
たくさんの愛の言葉を 聞き覚えのある言葉でも言えたなら 君は笑ってくれるかな
白い雪が白く綺麗な心をした君を連れてきて
僕の心を染め上げた 虹を架けるように色鮮やかに
本当なら僕はそっと抱きしめてあげるべきなんだろうけれど
それを許さないかのように 人込みはどんどん増していったんだ
傷つきやすい君の心を ふわふわと漂う情けない僕の心は 暖めてあげられるかな
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