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真の罰と罪
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作詞 きなこ餅 |
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灰色の世界からいよいよ別れを告げる
嬉しいような 寂しいような
こんな曖昧な気持ちが僕の中で巡り巡る
きっと色とりどりの世界は眩しいくらいに輝いているだろう
犯した罪を償った 償えきれないだろうけど
それでも漸く外の世界へ自由になれる
伸びた髪もさっぱり切って道を歩こうかな
そしてとうとう外に出た…けど
世界は変わりすぎている 何もかも
10年の月日はこうも全てを変えるのか
行き交う人々は奇妙な機会をいじり 笑っている
一人だけ置いていかれているような気がした
そうか 漸く理解した
これが本当の「 罰 」なんだ
景色には不自然な色たちが群れを成している
不思議な気持ち 苦しいのかな
やはり見慣れた人々はこんな世界気づかずにいる
これじゃ今までの灰色の暮らしと何も変わらず過ごして行くのだろうか
築いた涙を拭った それでも溢れ頬伝い
そんなに鋭い視線 僕へと浴びせないで
何故? 答えは分かっている筈 どこかで認めず
いつまでも僕に付きまとう
癒える事無いこの痛み 深い傷
僕の過去たちが僕を攻め続けている
後悔先に立たず 心は涙 流し 震えている
一人だけ世界で浮いている感じがした
そうか 漸く理解した
これが本当の「 罪 」なんだ
決して拭い去る事の出来ない 暗く辛い
「 過去 」
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