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さよならバス
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| 作詞 ザボン |
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儚い秋の季節が
けむに巻かれて溶けてく
僕は奥の一番広い
シートの端に座って
午後は乗客少なめ
丸いつり革揺れてる
僕はちょっと背筋を伸ばし
遠くの町を見つめた
育ちすぎた子供の旅
知らない場所に行きたくて
流れる景色 いろはの坂
全部この目で確かめて
じゃあねみんな ありがとう
僕は此処で降りるよ
哀しい秋の気配に
わざと体を預けて
弱い心 無理に抑えて
スーツケースにしまった
本当はまだ懐かしくて
それでも僕は行かなくちゃ
枯れ葉の匂い 色づく木々
瞼の裏に閉じ込めて
じゃあねみんな ありがとう
僕は此処でお別れ
この声が震えないうちに
この夢が揺るがないように
遠くの町を見つめた
流れる季節 色づく空
全部この手で抱きしめて
じゃあねみんな ありがとう
僕は此処で降りるよ
溢れた涙 いろはの坂
瞼の裏に閉じ込めて
じゃあねみんな ありがとう
僕は此処でサヨナラ
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