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戻れない物は手に入らない。
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作詞 あーこ |
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出会いはあまりにも偶然が重なった 夏の日
別れはあまりにも必然すぎた 夏の日
少しずつ分かってた この日が来ないように目を閉じてた
いつからだろう 砂時計の砂が零れ始めたのは
手の届く場所にいたから 手の届かないものが欲しくなった
愛に貪欲になりすぎた 僕は 何かを忘れて
落としても気付かなかった 割れたガラスの叫びを聴かなかった
ガラスの破片が 私の胸に刺さった
幼い頃 初めて愛した人「ただ側にいてくれればいい」とだけ願ってた
あんな素直な愛し方を 大人になって忘れるなんて私は何をして生きてきたの
君の低くて甘い声が ゴツゴツした大きな手が くしゃくしゃに崩れた笑顔が
好きで好きで ただそれだけだった
初めて触れた君の唇に 嘘はなかった 真実しかなかった
確かに私達は 愛し合っていたよ
今は ただ 時間だけが走ってく 途方に暮れる私を置き去って
君の好きな料理 バカ笑い写真 お揃いの指輪 君の好みの香水 お気に入りのDVD
思い出だけが 鮮明に痛いほどに 「居場所」なく残ってる
時計が逆周りしても もう何も残らない 帰れない 大きな君の腕の中
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