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夏の終わり
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作詞 その5 |
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熱く暑く焼けるような日々に
予\定もなくただ呆然とする
一日はどうしようもなく長い
でも夏の終わりはもうやってきた
ただ何もしない日々に
飽き飽きして外に出てみた
それでもやっぱり何もなくて
セミがただウルサイだけだった
もうすぐ死ぬのに
やつはいったい何がしたくて
命削って鳴くんだろう
命掛けて生きるんだろう
とても真似なんかできない
尊敬に価するよ
今日も変わらず部屋に一人
世界はまるでたった一人で
なにもする事もなくただ終わる
あっと言う間に消えてなくなる
日が沈んでも外は蒸し暑く
全てのことがめんどくさくなる
空には遠く打ち上げ花火
音がズレてて気持悪い
一瞬で消えるのに
誰がいったい何を考えて
花火なんて作ったんだろう
花火なんて飛ばしたんだろう
とてもひらめいてなんかこない
儚さがキレイ過ぎる
一人落とした線香花火
夏は何故だか寂しくて
夏は何故だか刹那くて
夏の終わり
一人落とした線香花火
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