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一生許さない、沈め。
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作詞 その5 |
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オレにはどうしようもなくて
なんにもしてやれなかった
そんな風に思ったときには
お前はもう空へ飛んでた
お前が居なくなったら
そんな事いつも考えてた
オレの欲しいもの全部
お前が持っていたから
そんな事を思いつつも
なんだかんだでオレらは友だった
悲しいくらい好みが一緒で
いつもお前が奪っていくけど
そのまま消えるなんて
卑怯なことするヤツとは思わなかったのに
告別式では雨が降り
傘も持たぬオレは濡れるだけ
止まない雨はないだろう
でも待つだけじゃダメなんだ
自分で晴れを探さなくちゃ
ヤツならきっとそうしたから
お前の彼女が泣いてるぜ
オレも負けずに好きだった
もう何にもしてやれない
彼女を癒せるのはお前だけ
お前が居なくなったら
こんなに悲しんでくれる
人がたくさんいたんだぜ
なのになんで居なくなったんだ
ちょっと前のオレだったら
お前が死んで喜んだかもしれない
けど今のオレなんかじゃ
止めたくても涙が出てしまう
そのまま消えるなんて
オレが死んでも絶対許してやらね
今のオレはバカみたいに
どうしようもない怒りが込み上げる
太陽にすら怒りを感じる
ヤツは太陽みたいな人だったから
沈もうとする太陽なんて許さない
まだお前にはやらなきゃいけないこと
たくさんたくさんあるんだろう
あの太陽を沈ませないように
太陽に向かってバカみたいに走った
出来もしないことはわかってるさ
でもあの太陽にたどり着いたら
お前を超えられる気がしたから
オレの一生の友よ
安らかに沈みやがれ
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