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1本の傘 −夕立がくれた奇跡−
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作詞 依田 光 |
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雨上がり
君と一緒に帰る通学路
途中に道草を君としてクダラナイ話をするのが何となく好き
このポジションは僕だけのもの
きっと1年後も5年後も10年後も
僕と君は隣同士で歩いていると信じていた幼い頃の僕
時間が経てばそれぞれの道へ進んで行く
今までの仲間がバラバラになって
会う機会が減ってしまう
君と一緒に帰った通学路には
もぅ僕達はいないけど
またこの道で君と会いたい
降り出した夕立
1つの傘に二人で入る
狭い空間で君の肩が僕の肩にぶつかるたびに『ドキッ』とした
このポジションは僕たけのもの
きっと大人になっても年寄りになっても
僕と君は一緒の傘に入っていると信じていたあの頃の僕
成長のせいでそんな事も出来なくなって
傘を忘れた君を遠くから眺める日々
人の目を気にしすぎて
何時しか僕らの間には深い溝が出来た
もぅ心も体も大人になったけど
また一緒の傘に入りたい
帰り道雨に降られ駅前の本屋で雨宿りしていたら
君が傘を持ってきてくれた
あの夕立の日と同じ様に
1本の傘を・・・・
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