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星の様に…
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作詞 あかし |
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夜空をふと見上げると
流れ星が 流れていった
僕は慌てて 願い事を言う頃には
もう夜空の向こうに 消えてった
僕にはそれが切なく思えて
僕にはそれが寂しく思えた
ねぇ、君は今何を考えてるの
消えていく星を見て 手を握る僕の隣で
ねぇ、君は怖くないのかい
消えていく星の様に 手の温もりが消える事を
夜道をよく見据えると
黒い猫が 遊んでいた
僕が笑って 隣の君を呼んだ頃には
もう夜道の向こうに 逃げてった
僕にはそれが可笑しく見えて
それでも少し寂しく思った
ねぇ、君は今何を考えてるの
逃げていく猫を見て 手の震える僕の隣で
ねぇ、僕はちょっと怖いんだ
逃げていく猫の様に 手の温もりが消える事を
世界から一つ一つ 何かが消えていく
地球から一つ一つ 何かが逃げていく
星の様に……
ねぇ、君は今何を考えてるの
消えていく何かを見て 手を離す僕の隣で
ねぇ、とうとう僕から離しちゃった
逃げてく星の様に 逃げてく猫の様に
あぁ、なんて僕は馬鹿なんだろ
そんな事思いながら 君から離れようと
そしたら、君は「離れないで」
そう言って僕の手を そっと握ってくれた
僕にはそれがとても嬉しくて
「星の様に」と唄って帰った
君と一緒に歌って帰った。
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