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締め付ける
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作詞 その5 |
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もうかなり時間も経った
僕が君に振られてから
あの日向かった約束の場所
今はただ理由もなく向かう
あの日は夜10時くらい
少し辺りは薄暗かった
でもあの場所に行くための
橋を渡る僕の心は
今までにないくらい動悸が
激しく僕を締め付けた
あぁ 今日久しぶりに
自転車であの橋を渡ったよ
昔は何もなく進めたのに
もう上を向かないと渡れないよ
あぁ 君は遠い距離だね
もう本当は忘れないと
僕は君に振られたんだと
でも今も気持ちはほんの少し
ほんの少しも変わってくれない
あの日は夜10時くらい
でも今日は夕暮れ時で
太陽がオレンジに沈んだ
僕の斜め後ろ側から
太陽があの日の思い出が
オレンジに僕を締め付けた
あぁ 美しいなぁ〜
太陽はなんて美しいんだ
もう戻りはしない太陽は
今の僕には何より輝いてる
あぁ 君は何してるんだい
忘れられないものがあるんだ
君が最後に呟いた言葉
もうこの胸から離れていかない
君との優しい思い出と
君との最後のお別れが
あぁ 美しいなぁ〜
どうして手に入らないものは
こんなにも輝いているんだ
今日の太陽もあの日の君も
懐かしく僕を締め付ける
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