|
|
|
子供の頃
|
作詞 その5 |
|
疲れて家に帰ってきて
自分の部屋に行く前に
倒れてしまった廊下の途中
そのまま座り込んだ場所は
全てが大きく見えていた
小さい頃の僕の視点も
このくらいに低かったのかな
掛けてある時計は遥か遠く
天井は空のように高かった
全てが新しく見えた
昔の僕も今みたいに
全てに好奇心を持てていたんだろう
いつからか全てを知った振りして
変なプライドで自分を偽った
こんなことならいつまでも小さければよかった
まだ少し動けそうにない
自分の部屋は目の前でも
ドアノブまで手が届かないよ
ドアは扉のように大きすぎるよ
全てが僕には大きすぎる
小さい頃の僕の思いも
全てが不思議に見えていただろう
自分を映すことができる鏡
自分の質量を感じれる体重計
全てが新しく見えた
昔はきっと純粋だった
全てが不思議に思えるくらいに
いつからか全てを知った振りして
無駄なもの全部切り捨ててきた
こんなことならいつまでも小さければよかった
昔はきっとかわいかった
全ての人がすごい人に思えてた
いつからか人に上下を付けて
偉くなった気分になってた
こんなことならいつまでも小さければよかった
|
|
|