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何よりも
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| 作詞 空春 |
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過去を壊していくあなたも 未来を飾っていく僕も
どうしてこんなにも違うんだろう
同じ空の下 同じ時を生きているのに
それはきっと答えがないからだね 過去にも未来にも
ほら 秋の匂いがする
春には緑しか知らなかった木の葉も
今は黄色を知り 大地の温かさも覚えたんだね
泣いたって笑ったって 僕の大切な人だよ
あなたの温もりを覚えているから 季節が変わっても
僕の中にある 一輪の花はずっと枯れないでいるよ
切なさも寂しさも 一人じゃきっとわからなかったよ
あなたの喜ぶ顔が 今は何よりも愛しい
生まれた場所も 肌の色も 瞳の色も
みんな決して 自分で選べたわけじゃないのに
同じ星の上 同じ陽を浴びているから
それはきっと間違いじゃないよ 夢も希望も持つこと
ほら 秋の匂いがする
春には青しか知らなかったこの空も
今は赤を知り 僕らを染めてゆくよ
泣き顔も笑顔も 全部見せて欲しいよ
僕しか知らないあなたの輝きを 大切にしているから
僕の中にある あなたへの涙はずっと枯れないでいるよ
一日一日が あなたなしじゃとても考えられないよ
あなたの僕を呼ぶ声が 今は何よりも愛しい
こんなにも近くにいるのに 二人で幸せつかむのは難しいね
あなたの香りが 秋の匂いに包まれてゆく
今まで描いてきた道も 夜明けを追い続けることも
無駄なことは何一つないんだよ 雨が降っていても
想いが強ければ晴れ渡る 秋の空にできた虹は
花びらでできた手紙を あなたに届けてくれる
あなたの全てが 今は何よりも愛しい
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