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歌詞投稿

歌詞投稿 / 自作歌詞

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おもひで
作詞 BLACK BOX
染みだらけのシーツに血だらけの枕元
傷だらけの皮膚で爪を研磨
咎ってきたら齧り切ってまた研磨
そうやって繰り返して陽が地に墜ちたら
闇に紛れる彼は夜に隠れる

灯そう

母と歩いた一丁目の商店街
二丁目には父と遊んだ公園があって
三丁目の路地裏では猫を拾った
君と手を繋いで帰った四丁目の遊歩道
さよなら、さよなら。
冬の夜ずっとずっと暖かいのは
思い出かな
この火かな

月明かり燃やしていく薄灯り
電柱がマッチで電線が導火で
火種は他ならぬ僕自身で
伸びていく赤色を黒目で眺めて
温もりが空に消える前にまた

灯そう

母が轢かれた一丁目の交差点
二丁目の艇場には父が入り浸ってて
三丁目の路地裏に猫を捨てた
君が誰かに買われてった四丁目のラブホ
さよなら、さよなら。
冬の夜いろんなことを思い出して
悲しいけど
暖かいんだ

さよなら、さよなら。
もう戻らない戻れない戻りたくない
それとも戻りたい
冬の夜ずっとずっと暖かいのは
思い出かな
この火かな

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
公開日
2017/12/11
ジャンル
ロック
カテゴリ
その他
コメント
放火、だめ、絶対。


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