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scenario
作詞 石ノ森椿
手の大きさが半分くらいだったあの頃、頭の中は大空より大きかった

背が大人の腰に届かなかったあの頃、誰よりも高いところから世界を見てた

まだ字も知らないあの頃、カラフルな物語(シナリオ)が体を巡ってた

今は手も大きい 背も伸びた 沢山の字を知ってるのに
いつの間にか諦めた可能性(シナリオ)

僕の中の鉛筆の紙はあくびしてる
消しゴムは無くなった

まだ使い終わってなかったのに

大きなシナリオに色を付けよう
手に入れた物は使わなきゃ勿体ない

新しく作んなくたっていいじゃん

手の中のシナリオは過去の僕が書いたんだ
自分(役者)次第でまた心(シナリオ)は動き出す

大雑把に覚えてあとはアドリブ突破だ!

・・・・・・・・・・・・・

走っても走っても大人に追いつけなかったあの時、大きくなれば何処にでも行けると思ってた

目いっぱいジャンプしても届かなかったあの時、大きくなってまだ知らない所に手が届くと信じてた

今はどう?立ち止まって屈んで嘆いてる

喉は使わないまま乾いてきた
でも舌は言葉(想い)を乗せる準備が出来てる、わかるでしょ?

大声で想い(セリフ)を読み上げるんだ
水分取ればまた動けるはずだよ


書き殴った台本(シナリオ)は僕の心なんだ
叫べば誰でもない 自分へのメッセージになる

遠慮?羞恥?そんなの後にしなよ

大袈裟に演じろ
幕が開くステージは今!ここだ!

・・・・・・・・・・・・・・

躓いて涙が出たならそれは努力の欠片
欠片は必ず輝いて僕を飾ってくれる

涙で出来た水たまりに写った顔は
また強くなれると歯を食いしばってる

待ち受ける未来が
荒波なら漕ぎ出せ!
壁ならぶち破れ!

材料(シナリオ)ならもう手(心)の中
僕を覚醒できるのは僕だ!!

思いっきり宙を吸い込め

そして僕は前を向く
その道はあの頃描いてた道(シナリオ)に繋がっている

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル scenario
公開日 2019/01/07
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 応援歌
コメント みんな小さい頃は夢や理想があった。
過去を憂うのではなく、1歩踏み出して欲しい!!
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