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邂逅
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| 作詞 夏心空蝉 |
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あの日描いた夢はもう届かない
それでも笑って生きていけるかな
受け入れたはずなのに涙が止まらない
寂しさが目の前の夜を霞めた
幼い頃は向こう見ずで
擦りむいた傷さえ気にせずに
憧ればかり追いかけていた
でも 背が伸びる度に知ってしまった
世界の大きさを
何処へも飛べない残酷さを
大切だったもの そうでもなかったもの
失ってからしか手にできないものがあるなんて
あの日描いた夢はもう届かない
それでも明日という現実はやってくる
行かなきゃいけないのに足は震えて動かない
思い出は全部 色褪せていくのかな
大人になったら臆病になって
小さな傷さえ気にしてしまう
こんな自分が嫌で仕方がない
幼い君が今の顔を見たのなら
何て思うのだろう
過去に手を振れない自分を
諦めを悟っても 諦めに脅され続ける
忘れてしまうことが正しい選択かもしれないのに
あの日描いた夢は遠ざかったまま
それでも身を焦がす思いは募るばかり
笑おうとしたら余計に涙が溢れ出たよ
長い夜が少しずつ明けていく
また笑えるかな もう一度出逢えるかな
幼い君に胸を張って生きれるかな
離れても傍に在るものも教えてくれた
涙を今 震える勇気で拭って
あの日描いた夢はもう届かない
それでも臆病な一歩を踏みしめた
何処かで大丈夫と声が聞こえた気がしたよ
確かな思い出を朝日へと連れて
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