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崩壊の片隅で
作詞 かなはん
1
膝を抱えて一人
号外滅びゆく地球の断片を過ぎった
異常気象を眺む
足元で欠伸を蒸す野良猫蹴散らす烏

ねぇ 絶望したかい
神様がまるで問いかける様に
まだ 僕に息を残すんだ
まぁ 絶望するほど
この人生に期待などしてなかった

幾重にも重なってく 躊躇と後悔の跡が
今もジンジン痛くて 忘れられそうにも無い
死ぬのって多分楽で 瞬きほどの瞬刻で
僕はそれに愛されてる ねぇ死にきれずにいるんだ

2
炭酸が彩った
弾け飛ぶ様な人の頭を幾つも見ていた
溜息が響いた
棄てること厭わない未来が消える様を

でも 感謝しています
神様あなたが奪ってくれた様で
また 僕は嘘を吐いてさ
まぁ いずれは僕が
壊すつもりでしたとか言うのか

深呼吸は僕を貫いては 青春と無垢を抱えて
今もジンジン痛くて 過去に妬まれている
生きる方が多分辛くて 死を手繰ってしまうの
地獄の迎えを呼んでも 川は埋め立てられたんだ

積み木を崩すのは案外
容易くはなくて
それが僕の邪魔をする
溺れそうなんだ

人殺しは意外と人道で
人間らしくて
それが僕を裁いていく
殺しそうなんだ

幾重にも重なってく 躊躇と後悔の跡が
今もジンジン痛くて 忘れられそうにも無い
死ぬのって多分楽で 瞬きほどの瞬刻で
僕はそれに愛されてる ねぇ死にきれずにいるんだ
僕は僕を殺せずにいる ねぇ僕よ殺しておくれよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 崩壊の片隅で
公開日 2018/02/26
ジャンル ロック
カテゴリ 学校生活
コメント 自ら命を絶つことは許されない。そのことを励ましではなく別の形で表現してみました。
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