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降りしきる雨の子守唄
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| 作詞 カロン |
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星なんて見えやしない
どんより雲の夜空、雨
この街には嘘ばかりつかれて
そして僕も嘘つきに
どんな悲劇にも
笑って挨拶しよう
なんて、何を信じていたのか
この街が眠りにつくのを待ってた
降りしきる雨の子守唄
今日はもうとっくに終わったんだ
そして僕は今夜旅に出る
強くなる雨、よかった、土砂降りだ
神様が僕の足音を掻き消してくれたんだ
誰にも聴こえないように
誰も目覚めないように祈ってた
降りしきる雨の子守唄
明日になれば僕はもうここにいない
そっと鍵を開け、駆け出した
声が聞こえる
｢逃げた先に何がある｣
そんなのは知らない
考えたくもない、今は
僕は臆病で根性なし
ねぇ、母さん
母さんならこういうときどうした？
あの街の灯りが遠くなっていく
いつの間にか雨は止んでいた
｢ただいま｣ 旅は続く
そっと目を閉じ、眠りについた
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