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ゆめみ
作詞 小雨ねむ
幼い頃はヒーローになるなんて
テレビの向こうに憧れてたっけな
歳を取れば取るほど瞳が
薄汚れていく気がして
立場をわきまえるだなんて
言葉できれいに着飾って
本当は自分の平凡さに
埋もれないための誤魔化しだった
恥ずかしくて秘密にしてた
教えられる時は叶った時
いつ頃叶うかわからない
叶うかどうかもわからない

それを夢と呼んでどれだけの月日が立ったろう
夢を語ることすらできないまま大人になった
僕らずっと夢を見ていたいわけじゃない
夢の先の景色がただ見たかった

未来がどうだこうだとバンドマンが
川沿い肩を並べて歩いている
若い頃の自分と比べて
そんな自分自身に苦笑して
現実と向き合うだなんて
言葉に大人のフリさせた
本当は自分の非力さに
潰れないための逃避だった
誰かに聞いて決めるようなものじゃない
長い旅路の途中を行く
何処に着くのかわからない
何処かに着くかもわからない

それを人生としてどれだけの時間が立ったろう
何を成し遂げることもないまま大人になった
僕ら永遠に生きていたいわけじゃない
それを望むほどのものにただ出会いたかった

幼い頃はなんていつから大人になってしまったのだろう
ヒーローにだなんていつから過去にしてしまったのだろう
自分自身から目をそらして怯えていただけだ
おいていかれたそれはずっとそこで待っていたんだ

それを夢と呼んでどれだけの月日が立ったろう
夢を語ることすらできないまま大人になった
僕らずっと夢を見ていたいわけじゃない
叶えたいからそれを
理想じゃなく夢と呼ぶんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ゆめみ
公開日 2018/12/11
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 夢のようにおぼろげな歌へ
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