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まつりのあと
作詞 くろちゃん
夜の街並みをふたり歩けば
何となく大人になった気がした
昼間の灯りは夜と入れ代わり
赤やピンクや色とりどり

 祭りは終わった
 花火の余韻とともに
 潮が引くように
 人波は消えた

人影まばらな交差点では
黒服の呼び込みが声をかけるよ
怖がる君は僕の手をつかんで
走って逃げる闇の中へと

 気がつけば路地裏
 ひなびたスナックの
 壊れたネオンサインが
 チカチカ誘うけれど

夜の鼓動と重なり合って
高鳴る胸のドキドキさえ
いつしか蒸し暑い夜風に
汗ばむ浴衣の首すじ

 君の瞳のなか
 映る光の世界に
 吸い込まれて落ちて
 すべて終わりにしよう

夜が明けてもまだ夏休み
今夜は朝まで一緒にいようよ
公園のブランコ揺られながら
君は暗闇に草履を飛ばす

 祭りは終わった
 花火の余韻とともに
 潮が引くように
 人波は消えた

 祭りは終わった
 花火の余韻とともに
 潮が引くように
 人波は消えた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル まつりのあと
公開日 2016/12/19
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 子どものころ真夏の夜の暗闇になぜか大人になったような錯…。
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