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パイと実
作詞 ほつま
待ってよ 口をつぐまれたままじゃ
どれがあの子かは知るよしもなく
たいらげるかもしれない

毎回 中身気にせず買ってた
あんなメルヘンな装丁に騙されて

ともすればせびるし
好きなもの食べるし
だけど今となってはどうやら
君が捕食者のようだ

こんなちっぽけなものに
薄い想い詰め込んで
破れそうな 千切れそうな
面(おもて)には見え透いた甘さを塗って
こんな残酷なことを
人は平気でやるから
心は最初から黒くて
白に変わることもない



高じて 割と言いなりのままで
俺は君だけを
ずっと君だけ選んでリピートしてる

恋とか 愛も知らない子供じゃ
どんなメルヘンも想定を超えないな

見せかけの衣が
はらはらとこぼれて
いまや産まれ来たその姿で
俺は君の舌の上

こんなちっぽけなものに
薄い想い詰め込まれ
言葉さえ 記憶さえ
暗闇に置き去りのまんまの一生
こんな冷酷なことを
人は平気でやるから
わざわざ温める人なんていない
塊のままで



こんなちっぽけなものに
薄い想い詰め込んで
破れそうな 千切れそうな
面(おもて)には見え透いた甘さを塗って
こんな残酷なことを
人は平気でやるから
心は最初から黒くて
白に変わることもない

溶けてもまたすぐに固まって
ずっと塊のままで

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル パイと実
公開日 2018/02/13
ジャンル ロック
カテゴリ 恋愛
コメント 男と女。さくさくパクリ。
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