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罪人と
作詞 紗散 画宮
小なれど 皆 悪を着こんだ
油敷いた カラの大鍋の中
踊り 踊り 踊って蒸発
焦げ焦がれた 怨嗟の香り

冤罪ダ 冤罪ダ 咽び泣いた
昨日まで笑っていた男は
露出した骨を隠さぬまま
ただ 手だけ伸ばしていたんだ

醜さを捏ね回して
腹を割き 転生を遂げたなら
そんな僕らに 上等な
天国なんて ありはしねぇ
それでもと垂れ下ろされた
蜘蛛の糸にすがる60億が
まともなワケ ないだろって
それならいっそ もっと踊ろうぜ



緑の中 光を見て 目を開いて 声を上げ
立ち上がって 母を追って エサを欲して 首をかしげ
包まれて 箱の中へ 揺さぶられて 揺さぶられて
知らない誰か

冤罪ダ 冤罪ダ 咽び泣いた
昨日まで生きていた女は
責務だのを主張するための
喉を もう溶かしていたんだ

絞りカスを編み上げて
腹の中 胎児と繋げたなら
そんな僕らに 上品な
天国なんて ありはしねぇ
それでもと垂れ下ろされた
蜘蛛の糸を奪う60億が
まともなワケ ないだろって
それならいっそ もっと踊ろうぜ



捕まえて かわいいって かわいいって 押し込めて
交配させ 肥えさせて ごめんねって ごめんねって
首をハねて 羽毟って 肉バらして 火で炙って
噛りついて

生きるために 当たり前に 命奪い 星を燃やし
神を気取り 笑うだけの裸猿の皆様よ
どの面を下げて どの面を下げて どの面を下げて

醜さを捏ね回して
腹を割き 転生を遂げたなら
そんな僕らに 上等な
天国なんて ありはしねぇ
それでもと垂れ下ろされた
蜘蛛の糸にすがる60億が
まともなワケ ないだろって
それならいっそ もっと踊ろうぜ

調子こいて もっと もっと踊ろうぜ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 罪人と
公開日 2019/04/17
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント 「糸」と聞いてふと、とある物語を思い出しました。
そこから連想したのは「性悪説」と「醜さ」です。

恐らくは誰にも共感を得られないでしょう。
それでいいと思います。人だから。
紗散 画宮さんの情報













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