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0創造・零
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作詞 時の放狼者 |
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白い紙に 何を描こう?
君なら 何を描きたいかな
それは 綺麗な景色だったり
好きな 人かもしれないけど
よく考えてね
最初が肝心
全ての原点を この紙に
誰もいない風景
混みあう十字路(クロスロード)
薄さの中に世界を生み出そう
広がる曼珠沙華に
小さな魚へと
新たな命を吹き込んでゆこう
全ては君の手の中だ
そして全て君次第
気に入らないのなら お構いなく
破り捨てて燃やし尽くして 結構
傑作が
出来るまで
何もかもを0へと戻してくれ
白い壁に 何を描こう?
僕は まだ決めてないが
種は いくらか湧いてくる
育て方は 慎重にね
しばらく考えよう
点一つだって
それは既に
世界なのだから
ミクロの立体も
そこらのミジンコも
全ての原点に成りうるから
二酸化炭素でも
ティラノザウルスだって
それすらアートに成りうるからね
最初の一筆
どこに入れよう?
全ては僕次第だから
だけど僕は 気に入らなければ
容赦なくきっと 壊すだろうよ
そうして
原点に
戻してまた筆持ち考えよう
どんなに人間が
賢くなったって
初心を忘れれば意味が無いし
積み上げた積み木も
一歩間違えれば
崩れて原点へと戻るだろう
荒れ果てた世界は
一度凍りついて
水と樹を産んで豊かになって
そうして今度は
暖めなおして
蒸発してまた0になるだろう
僕たちはまだ踊らされてる
全ては地球(ホシ)の手の中に
生まれ死んで 巡りまた生まれ
無から 有へ
描いては 消して
嫌になるくらいに・・・
話がズレたね
さあ
何を描こうか?
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