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静かなるセカイへ。
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作詞 蘇季 |
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ゆっくり身を委ねよう
この風の中 遠ざかるのも悪くは無い。
はやく君を思い出せたなら
たぶんここにはいられなくなってただろうし。
君に出会えた事を奇跡と呼ばずに
この巡り合わせを何と呼べばいいのだろうか?
いつかは繋いだ指さえ解けてしまうのかもしれない
けれど そういうことはなさそうな気がするのは
不思議でならないんだ。
紡いだ言葉は細すぎて
君にも届かない
誰にも届かない
そのまま通り過ぎて
その言葉を放った僕に引き戻される
いつかは 目覚める現実を
何処まで 思い出すことなく
生き永らえられるだろうか
そんなことはどうだっていいんです。
皆が笑ってさえ入れれば。
高望みだといわれても それだけは譲れない。
これだけは壊させない。
いつかは流れだすあの懐かしい旋律(メロディ)は
誰も踏み入る事を許さない
セカイへと つながってゆくんだ。
咲き誇る花はどれも
色は無く 線だけが残る
どうか 君だけの 色彩を失くさないでいてほしいから
どうか ねぇ・・・神様。
この世界の色彩をこれ以上奪わないでください。
水面が波打つ その音に
惹かれて 歩いた 雨の日
君だけが優しかったから
それだけで 笑っていられたんだ
この世界が歪んで見えるのなら
私の目を見て
刻み続けるから。
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