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光
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作詞 蘇季 |
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珍しく夢を見た
目が覚めたら 泣いてたらしい
思い出せない そんな日常茶飯事だと
笑うことも 慣れてきたんだ。
同じ景色を見れたなら
よかったのにね。笑えない。
これ以上は こたえきれない
然らば ゆこう 旅立つ日まで
手紙を書き忘れた
それでもいいかな。
何も言わないで 出ていこう
もう探さなくてもいいよ。
砕け散った星の数を数えて
今日もまた過ぎてゆくでしょう
笑えない嘘 哀しい現実に
飲まれないように 支えよう。
空元気でも どうでもいいや。
君が笑うというのなら
僕は それ以上を望まないよ
望めないから
一段ずつ階段駆け上がり
見上げた宙は 輝きを増す
一番好きだった光は 哀しくも消えてしまった。
走り出したい衝動に駆られ
移ろう人混みの中に消えた
溶け込んでいく その歌声は
誰の心へ 届けたいのか
分からなくて また眠るんだ。
もう二度と探さないように
歩いてゆくよ 真っ白く染まった
景色が どんなに儚く見えたとしても
歩いていこう あるいていこう…
いつの間にか忘れられた
物語は 何処までも
続いていくと いうらしい
また明日も晴れるかな
また明日も会えるのかな。
もう二度と会えないのかな。
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