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インフルエンザ
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作詞 灰色のライオン |
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いままでは、どこまでも道が続いてると信じてた
幼い頃の自分は他人より幼稚で
だけど、それは唐突にやってきて
僕を不安に落としていった
先に行く人たちの背を見て、僕もやがてあの道を進めるのか
なんて どうしようもない思いだけを廻らせた
一生逢えなくなるわけじゃないけど
たった2週間くらいだけど
その間 逢えないんだねって出そうになって
飲み込んだ回数が多い 言の葉
今日ちょっとだけ見たけど 声はかけられなかったけど
1分より短い一瞬 それでも何となく嬉しくなった
「悲しいの?」って聞かれても、「悲しくない」って答える
「寂しいの?」って聞かれても、「寂しくない」って答える
生まれた強がりを隠し続けて 案外、簡単に見つけられた
「つらいよ」って僕に言った言葉の意味は難しかった
こんなんで、僕を待つ本当の別れを乗り越えられるの
自分に問いただして 導いた答えはいつも同じ
無性に悲しくなったり ただ楽しくなったり
それくらいに僕等の心は暴れてるけど
頭上に広がるのは青い世界 白いわたあめ
両手を突き上げて 大きく背伸びして 限界まで仰いで
胸一杯に世界を吸って 取り込んで 限界まで吐き出して
世界は想像以上に広くて 支えることさえ出来なくて
打ちのめされる 毎日が戦闘 だから常に臨戦態勢
未来を想像する余裕だっていつの間にか霧散してる
そう、現実は厳しい それを知ったから
ほんのちょっとの幸せが
僕には大きく感じられた
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