|
|
|
ガラスの向こう側
|
作詞 瀬咲 夕映 |
|
ガラスの向こうの世界はいつも憧れで
僕の欲しいものばっかりいろいろ揃ってる
一度手に入れたものを失う辛さを
知っている僕は手に入れることを怖がった
僕は必要ない人間なんだと思い込んでたよ
僕が死んでも誰も悲しみなんかしないだろ
死んでしまえりゃ楽なのにな
そう思っていても死にたくないしな
ほんとはガラスを突き破ってさ
光りに手を伸ばしてみたい
拒まれるのが怖くてそれさえ出来ない
こんな臆病な自分 本気で嫌になるよ
はやくここから出たいのに
独りにも慣れて涙も笑顔も忘れてしまった
寂しがりやな自分を上手に隠してた
同情なら要らないさ慰めの言葉
自分が更に惨めな気持ちになるだけだしね
そんな僕に君は笑顔で手を差し伸べてくれた
怖かったけど触れてみたら暖かくて泣けてきた
君は僕が見えてるのかい
泣いていた僕に気付いてくれたのかい
笑顔の裏に
ずっと隠してた泣いている小さい僕 でも
ほんとは気付いてほしかった
『必要だよ』って言ってほしかった
僕は生きていたいんだよ ガラスの向こうで
ここにいていいって君が言ってくれてたこと
ちゃんと届いてたよ ありがとう
ありがとう
嬉しくて流す涙なんかはじめてだった
君がくれたぬくもりはきっとずっと忘れない
何があったって両手に抱えて持っていくよ
|
|
|